公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター(PHRF)の事業の一つとして、私たち研究班では2022年2~3月に「就労している若年女性の健康問題に関する調査」を実施しました。ご協力をいただいた皆様に改めて御礼申し上げます。

調査結果を踏まえ、女性の健康に関して引き続き調査研究また勉強の場を設けていくことが必要であると考えました。そこで職域における女性の健康セミナーを企画し、まず第1回目は「やせの健康リスク」というテーマで開催します。ご参加いただければ幸いです。

概要

日時 2022年12月8日(木)14時~16時
形式 オンラインセミナー(Zoom使用)
参加費 無料

テーマ

「やせの健康リスク」

我が国では20歳代、30歳代の女性の7~8割が就業していますが、この世代は法律上の特定健康診査・特定保健指導の対象ではないため、様々な健康リスクを見逃してしまう可能性があります。近年ではやせ(Body Mass Index=BMI<18.5)ややせるための極端な食事制限などから生じる健康問題に関心が集まっていますが、まだまだ分かっていなことが多いのが実情です。日本の若い女性に多いとされるやせ(BMI<18.5)の健康リスクについて、疾病リスクとその対策について、またやせと関係する摂食障害について、専門家の先生お二人にお話しいただきます。

講演内容・講師

1⃣「やせていることの健康リスクとその対策」

メタボ健診(特定検診)に象徴されるように肥満の健康リスクばかりが注目されがちですが、実はやせていることも深刻な健康リスクになり得ることが分かってきています。特にわが国のやせた若い女性は食後高血糖となる耐糖能異常が多いという研究結果が昨年発表され、生活習慣病発症の予防的取り組みも考えていく必要があります。こうした最先端の研究に携わったご経験から、やせの健康リスクとその対策についてお話しいただきます。

講師 田村 好史 先生
所属 順天堂大学大学院代謝内分泌内科学・スポートロジーセンター   
順天堂大学国際教養学部グローバルヘルスサービス領域
主な研究テーマ 糖尿病、内臓脂肪症候群、運動療法、フレイル・サルコペニア、女性のやせ

2⃣「摂食障害とは~きっかけと社会生活の変化に焦点を当てて~」

摂食障害とは食行動や体重・体型の認知などに異常が生じる病気のことで、精神疾患の一つとされています。摂食障害になっていくきっかけは人それぞれですが、ダイエットを含む体重の減少が契機となる人も一定数います。ダイエットなどによる痩せることと摂食障害との関係、そして摂食障害の状態となっていくにつれ、身体の変化にとどまらず社会生活にどのような影響が生じてくるのかについてお話しいただきます。

講師 山田 理絵 先生   
所属 東京大学大学院総合文化研究科附属共生のための国際哲学研究センター 上廣共生哲学講座
主な研究テーマ 精神医療、精神疾患についての社会学

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【研究班】
中央大学研究開発機構准教授 伊藤 真理
東京大学大学院医学系研究科教授 松山 裕
公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター

【セミナー主催・お問い合わせ先】
公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-1-7
TEL:080-2194-8801
E-mail:roh@phrf.jp (担当:梶井)